出演:松原慈、ナスティオ・モスキート、クリスティーヌ・エイエヌ
5月17日(金)開場18:30 開演19:00 ※逐次通訳付き
会場の空間インスタレーションを共同制作した松原慈とナスティオ・モスキート 。今回が初のコラボレーションとなる二人が、会場の作品や各々の芸術活動についてお話しします。 当日は二人のアーティストによるパフォーマンスをおこないます。
松原慈 | Megumi Matsubara
建築を土台に、インスタレーション、音楽、写真、テキストなどの手法を交差させ、存在/不在のバランスを問いかける。近作に 《Void/Between》(マラケシュ・ビエンナーレ、2012)、《RÊVEURS RÊVE RÊVES》(個展、マラケシュ写真美術館、2012)、《無名の建築》(国際芸術センター青森、2012)など。2012年からはモロッコと日本を拠点に活動。
ナスティオ・モスキート | Nástio Mosquito
詩人、パフォーマー、音楽家、映像作家など多数の肩書きをもち、それらを横断する作品を通して、国籍や歴史、アイデンティティへの画一的な理解を揺らがせる。代表作に 《Flourishing Seeds》(パフォーマンス、テートモダン、2012)、《Nástia Answers Gabi》(ビデオ、2010)、《My African Mind》(ビデオ、2010)など。アンゴラを拠点に活動。
クリスティーヌ・エイエヌ | Christine Eyene
英国セントラル・ランカシャー大学、現代美術分野のギルド・リサーチ・フェロー。キュレーターとしての近年の仕事に、第10回Dak'Art – アフリカ現代美術ビエンナーレ(2012)をはじめ、第3回Photoquai – ビエンナーレ・オブ・ワールド・イメージ(2011)や、「Reflections on the Self –5人のアフリカ女性写真家」展 – Hayward Touring (2011-2013)などがある。現在進行中の「プロセス:非物質的提案」と題したキュレトリアル研究プロジェクトでは、クリエイティブな構想、実験、制作途中といったテーマにとくに興味を持つ、世界各地のアーティストと共同研究を展開している。2013年ニューヨークのFoundation for Arts Initiativesからキュレーター助成を受賞。